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豊洲市場移転問題の百条委員会(3・18,19)での証言まとめ

豊洲市場移転問題を検証する都議会百条委員会の第2ラウンドが18日午後、証人喚問を初めました。

18日には歴代の市場町である森沢正範氏、比留間英人氏、岡田至氏、中西充氏の4氏が喚問を受けました。

そして翌19日には、元副知事の浜渦武雄氏の証人喚問が行われました。

 

この2日間の証言をまとめてみました。

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出典:http://seasonal-events.com/

 

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       目次

 森沢正範氏の証言

市場町在任期間 2003年~06年

 

「私が着任した直後、土壌汚染は常に市場の重要な課題とされていた」とし、「都の条例に基づき処理すると東京ガスは主張していたが、東京ガスが”内容によっては完全には取り除けない。もともと土地には残留する物質がある”と私が来る前から発言していた」との証言。

その上で、「市場としてはそのような残留がある土地を購入するのは、市場用地として好ましくないというスタンスだったので、非常に危惧していた」と土地購入に強い懸念を持っていた事を明かしました。

 

また、土地取得交渉について、「東京ガスと直接交渉を行っていたということはない、内容についても議論したという記憶は全く無」と説明。

当時の東京都の体制について、「土壌汚染対策については関係各局が絡むので知事本局が窓口になる。関連局がたくさんある場合には知事本局が窓口として統括してくれると理解していた」と述べて東京ガスとの窓口としは知事本局対応していたことを明らかにしました。

 

比留間英人氏の証言

 市場町在任期間 2006年~09年

 

土地汚染対策費として東京都が当初予定を上回る約860億円ものお金をかけたことについて、「市場用地として使うということで、極めて高いレベルの安全性をということで、東京都独自で行う工事や対策が相当数含まれている」と証言。

 

また、「他に代替用地があるか、築地再整備が可能か、ずいぶん議論して、最終的に豊洲での計画を進めた」として、議論の末の決断であることを強調しました。

 

 岡田至氏の証言

市場町在任期間 2009年~11年

 

東京都の土壌汚染対策費が最終的に860億円になったのに対し、東京ガスの負担が78億円とかなりの開きがあることについて、「東京ガスは法令に基づく対策を既に済ませているが、汚染物質が残っているという社会的責任から新たな負担に応じる、その代わりにこれ以上の追加負担がないようにしてもらいたい」という話があった事を明かした。

 

当時の知事だった石原慎太郎氏への報告については、「平成21年7月の市場町就任後、早い段階で知事に東京ガスの負担について説明したが、知事からは(78億円が)安いなど、特別な指示は無かった」と証言。

 

土地売買契約を行った際に追加の瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)の放棄が盛り込まれた責任について、判断した責任があると認めています。

 

当初は1000億円程度を見込んでいた事業費が1.5倍に跳ね上がったのはコストよりもスケジュールを重視したことと、PFI(民間資金を活用した社会史基本整備)の導入から東京都の直接施工に変更した為で、その判断は岡田氏によるもの。

 

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中西充氏の証言

 市場町在任期間 2011年~12年

 

議員からの質疑で「盛土が行われていなかった問題の経緯について」問われた中西氏は「正直なところ昨年9月に聞いて非常に驚いた。何らかのレクで、モニタリング空間を設けるという報告を受けたのは事実。ただ、地下水を採水するには空間が必要なので奇異な感想は受けなかった」と説明。

 

また、一方では「平行して敷地前面に盛土するという説明も受けていた」とし「盛土を行った敷地の上にモニタリング空間を作るものだと思っていた」との認識を示し

「よく考えれば地盤が高くなる上、コストも掛かる。私が統括していたので、責任をもって説明すべきだったと自覚している」と自身のモニタリング空間についての責任を認めていました。

 

 

浜渦武雄氏の証言

副知事在任期間 2000年~2005年

 

 議員からの質問は、築地の老朽化に伴う移転先がなぜ豊洲なのか。

用地取得を担当するようになった経緯、なぜ水面下の交渉なのか、密約はあったのか。

土壌汚染に対し知事が安全宣言をする事を条件に早期解決を迫ったとするメモについて等であった。

 

用地取得の担当者にはなったが、移転先の判断をする立場にない。

石原知事から交渉が難航していたのいで「豊洲の交渉は役人には無理だ。お前がやれ。市場移転までの交渉をやれ」と言われて担当になった。

水面下での交渉というは東京ガス側から提案されたもので、個別に事務折衝しようということで、悪い言葉とは思っていない。ものすごくこの事業を推進した単語だと思っている。

水面下と言う単語を誤解してはいけない。交渉を全部オープンにしたらうまくいくという話ではない。

 

早期決着を迫ったとするメモの関しては、承知していない。知事が安全宣言なんて出来るはずがない。東京ガスに対する政治的圧力もない。

 

土壌汚染があるのは承知していたが、きれいにするのは東京ガスの責任であると申し上げた。地下の埋設物や汚染を整理しないと土地を買わない。もし行わないなら土地購入費から差し引くと伝え、東京ガスも承知していた。

 

私は大きな流れの支持をした。交渉については各担当者ごとの話でわからない。

責任はみんなで共有しないといけない。

 

 まとめ

  • 百条委員会によって東京ガスと東京都との交渉の様子が明らかになってきました。全容解明とは行きませんが(^-^;)
  • 責任の所在も一部明らかになりましたが、原因究明が遅すぎですよね。移転直前になるまで問題にならなかった事が問題です。
  • 浜渦氏が「多くの方が苦労して堅固な建物を造った。豊洲はよくやったから使えばいい。」と言ってますが、大丈夫ですか?まずいですよね!(怒)

 

【関連記事】   豊洲市場移転問題の百条委員会(3・11)での証言まとめ 

         豊洲市場移転問題の百条委員会(3・20 )での証言まとめ

 

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。

 

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